【読書感想】人生を変える最強の英語習慣 三浦将
最近はだいぶ本を読めるようになってきました。
先週はメンタル絶不調のため全く本が読めませんでした。
本を読んでいると何かしたな、という気持ちになって、少し自己肯定感が高まりますね。
というわけで、読んだ本の読書メモと感想をまとめていきたいと思います。
人生を変える最強の英語習慣 三浦 将
著者の留学経験を基に、日本人が挫折しがちな英語学習をいかに続けやすくするかといった方法や考え方が紹介されています。
この手の勉強のノウハウ本は高校生時代にかなり読み漁っていたので、「新しい勉強法を知りたい!」というよりは「これを読んで何かしらやる気が出たらいいなぁ」くらいの気持ちで読みました。
いくつか、本書の記述で「これは!」と感じるものがあったので、以下に挙げていきます。
自分自身に対する思い込みを変える
これは「英語ができないというセルフイメージを変えましょう」といった文脈で紹介された言葉ですが、かなり今の私に刺さりました。
今私は休職していることに罪悪感を強く抱いており、ふとした瞬間に「こんなんじゃダメだ」とか「もう生きていく価値なんてない」と考えてしまいます。
ネガティブな気持ちの引力は強く、一度考え始めるとしばらくはこの考えが頭から離れません。
著者の三浦さんはセルフイメージを変えるためには自分を認めること=自己承認が必要であり、自己承認とはうぬぼれとは違う、と述べています。
私も、他人と比べて自分はダメだとか考えてしまう時には、まずは自分が今出来ていることを認め、「ダメなんてものは思い込みだ」と笑い飛ばせるようになりたいものです。
英語は自分にとってどんなものなのか考える
英語学習者は英語をなんのために勉強しているのか、それを明確にすることでモチベーションを維持する、と紹介されています。
こんな本を読んでおきながら、私には英語を勉強する目的が特にありませんので、
(強いて言えばTOEICで良い点数を取ったら気持ち良いな、くらいのモチベ)
この辺りの話は「英語」を「仕事」に置き換えて読んでいました。
考えてみると、私にとって仕事をする目的って、生活の糧を得て自立するため、でしかないんですね。
だから今の仕事でなければいけない理由もないし、裏を返せばやりたい仕事なんてものは(今のところは)ないというのが本音です。
三浦さんはモチベーションについて、「よっしゃ!やるぞ!と気合いを入れて頑張ってやるノリは続かない」とも述べています。
私にとって今の仕事っていうのは、あまり気が進まないけど頑張ってやるか〜ってノリだったから、気持ちが擦り切れちゃったのかな、と思いました。
大きいハードルではなく小さいハードルを越える
これは勉強術としてよく言われている方法です。
受験勉強などでも、朝一番やお昼ご飯の後などのやる気が出にくい時は、いきなり英語の長文や数学の証明問題に取り組むのではなく、自分の好きな教科から取り組んでみるというのをよくやっていました。
このようにまずは小さいハードルを設定することで、日々の取り組みをやりやすくするのです。
今私が習慣化したくてもなかなか出来ていないことがあります。
それは早朝のウォーキングです。
体に良いと聞くし、眠くてもとりあえず外に出れば目が覚めるのは分かっています。それでも朝は布団から離れがたい…
この場合、いきなり毎朝5時に起きて散歩するというのは大きいハードルなので、小さいハードルとして寝る前にウォーキングシューズを玄関に用意しておく、といったところから始めてみようかと思います。
習慣を行う場所が良いイメージの場所になること
これはとても思い当たる節がありました。
そもそも私が休職するまでメンタルを病んでしまった直接の原因は、3月末に入籍・引越しをしたことによる環境の変化がストレスになったと考えられます。
それまでは学生時代から住んでいた慣れ親しんだアパートでした。
コロナのせいでテレワークが日常となっても、仕事は仕事、プライベートはプライベートと自分で区別することができたのは、その部屋でプライベートを過ごした時間が長かったからだと思います。
新居に移ってからもずっとテレワークで、また同居する夫は仕事が大好きなため帰宅後もずっと仕事の話……多分私には自分の家がプライベート空間なのか仕事場所なのか分からなくなり、気が休まらなかったんだと思います。
引っ越してからまだ日が浅く、収納扉を開ければ中はごちゃごちゃ…という状況が続いているのも地味にストレスでした。
まずは私にとってこの家が良いイメージの場所となるよう、この休職期間でいろいろ変えていきたいものです。
まずは今日の夜からウォーキングシューズを用意してみること、そしてやる気が起きれば家の収納の整理でも取り掛かろうかと思います。
あれ? 英語学習の本を読んだはずでは…?