【読書感想】結果を出し続ける人が朝やること 後藤勇人
今でこそ不眠に悩み、朝もスッキリせずに寝不足で重たい頭を抱えていますが、
元々の私はかなりの朝型人間でした。
中学生の時に朝活を推奨する本を読んだことがきっかけとなり、中学・高校時代は4~5時台に起きる生活でした。
大学生になると生活リズムは見事に崩れましたが、社会人になってからも朝は大抵6時起き、勉強や運動を頑張っていた時期は5時に起きていました。
振り返ってみると、自分の調子が良い時は朝の時間を上手く使えていたことに気づき、
今はまた元の早起き生活に戻りたいと思っています。
さて、本書では様々なビジネスパーソンが朝の時間にやっているルーティンやマインドセットが紹介されています。
その中でいくつか実践まで落とし込みたい内容について、朝どんな時間にやるかを併せて以下に整理したいと思います。
(どんな時間にやるか、は私のオリジナルのため本書で言及されていないものもあります。)
起床直後:ベッドの中で3年後の理想の自分をイメージする
朝起きた直後から動き始めるのは身体に負担がかかるため、本書ではまず起きたらベッドの中で瞑想することが推奨されています。
「朝に瞑想なんてしたらそのまま二度寝しちゃいそう…」と思いましたが、ここでは3年後の理想の自分、成功した自分をイメージするのだそうです。
その時にどんな気持ちかを想像して、ワクワクした気持ちでベッドから起き上がれそうです。
歯磨きしながら:理想の自分像を10個書き、毎日眺める
ベッドの中でイメージした理想の自分について、それはどんな自分かを紙に書き、それを毎日繰り返し見ることが大事だと言います。
目標は立てただけではダメで、毎日繰り返し見て認識することが大事だとよく言われますよね。
実際、私は高校生の時に手帳の表紙に「(志望校)に絶対合格する!」と書き、よく見ていました。
今の私は何を目標に立てればいいのか、パッとは思いつきません。
元々あまり自己成長には興味がない人間なので当たり前っちゃ当たり前ですが、
毎日楽しく、あまり不安を感じずに生きていけたらいいなぁとは思います。
着替え中:自分のテーマソングを聞く
イメージとしてはスポーツ選手の入場曲だと本書では紹介されています。
著者の後藤さんはいくつかテーマソングを用意して、その日のテンションや用事によって使い分けているのだそう。
私がテーマソングにするとしたら何がいいかな…
例えば、高橋優さんの「現実という名の怪物と戦う者たち」は学生の頃から好きでよく聞いています。
普段から聴く曲は、元気が出る曲というよりはバラードっぽかったり、しっとりした曲が多いので、朝のテーマソングには向かなさそうです。
そもそも最近曲自体聞かなくなってしまいました。以前はどこ出かけるにもイヤフォン必須だったのに…
移動中:セミナー音声を聞く
乗り物酔いがひどい私は電車の中で本を読むと吐いてしまうことがあるので、
こっち(耳)の方が良さそうだな、と思いました。
セミナーとはちょっと違いますが、Voicyという音声配信アプリであれば、日経の解説だったりいろんな人の配信を聞くことができるので試してみようかな、と思います。
話は若干逸れますが、オーディオブックってどうなんでしょうか。
Kindleのヘビーユーザーなのですが、時々買おうとした本がAudibleで無料になっているのを見かけます。
私は耳で聞くだけじゃ忘れちゃいそうだと思い、あまり登録を考えたことはありませんが、
Voicyで耳が慣れて、「お、意外と聞けるし覚えてるぞ」となったら検討の余地があるかもしれません。
作業前:その日の目標を3つだけ決めてノートに書く
作業前と書いてますが、要は仕事前ですね。
具体的に仕事をするイメージを持つのがまだ怖いので、こんな書き方をしています。
日々「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と漠然とタスクを積み上げていると、結局何をしなきゃいけないのか分からなくなり、何もできなかった…と落ち込むことが多かったです。
3つであればすぐに達成できそうですし、まあ仕事のうちでその日に絶対やらなきゃいけないことなんて大体3つもないだろうな、とも思います。
特にここでは言及されていませんでしたが、プライベート:3つ、仕事:3つという風にそれぞれで設定しておけば、家事とも両立が図れそうだと思いました。
今のうちから、毎日3つ目標を決めて、それを実行していく習慣を付けていきたいです。
作業前:やらないこと(人に任せること)のリストアップをしておく
これができていれば、私は休職するまで自分で自分を追い込むこともなかったのかな、と思います。
やることのリストアップはしていましたが、「やらないことを決めておく」というのはやったことがありません。
仕事でも家事でも、全てを抱えるのではなく「これはもうやりません。お願いします」と言えるようにならないといけないですね。
先日読んだ『人生を変える最強の英語習慣』の三浦さんも、『読書は「アウトプット」が99%』の藤井さんも早起き生活をされていて、
大人になってからも学習を続けていたり、事業を起こしているような人たちは、やっぱり朝型が多いのかな〜と思いました。
今の私は朝起きれてもスマホをダラダラ触ってしまい、あまり有意義に時間を使えていません。
まずは明日の朝、ベッドの中で上手くいっている自分をイメージすることから始めていきたいと思います。