スイカ食べたい日記

本・映画の感想、適応障害の経過、暴君な夫との日常

産業医面談を予約する

昨日散々迷って、なんだかんだと言い訳しながらも、ようやく私は産業医の相談窓口に電話しました。

 

理由は二つ。

一つは、休み中に来ていたストレスチェックの結果が「高」と出ていたこと。

これは先月中旬に実施されたアンケートで、ストレス度が「高」と判定された人には、いずれ産業医から健康状態について面談の連絡がくるそうです。

それなら、早いうちに連絡して面談を設定してもらいたいと思いました。

 

もう一つは、それでも連絡を躊躇う理由と連絡した方がいい理由をそれぞれ書き出した時、連絡を躊躇う理由が実際のところ2つしか出てこなかったからです。

 

そもそも最初にメンタルの不調を実感したのは6月で、7月中旬のストレスチェックでもストレス度「高」と出て、8月初旬のメンタルクリニックでの診断は「中等症のうつ」。

2ヶ月以上も落ち込みが継続している状況で、もしこれが他人だったら、私も休養を勧めることでしょう。

自分のことになると、途端に判断力が鈍ります。これもうつの症状なのでしょうか。

 

窓口に電話すると、保健師さんが対応してくれました。

優しい声の女性で、邪険に扱われたらどうしようと心配していた私は少しホッとしました。

しどろもどろになりながら産業医と面談したい旨を伝えると、私の職場の担当から連絡すると伝えられました。

ステマチックでいかにも大企業らしいなと思いました。

その後担当者から連絡が来て、面談の日程を来週で設定してもらうことができました。

ひとまずホッとしましたが、あと一週間もこの暗澹とした気持ちが続くことに耐えられないと思い、今週中にしてもらえないかお願いしてみました。

残念ながら産業医はワクチン対応のため忙しいらしく、保健師さんが状況を聞いてくれることになりました。

とりあえず一歩前進ではないでしょうか。

 

夕方にとりあえず仕事を終わらせると、散歩に出かけました。

気分改善のためとかいうポジティブな理由ではなく、仕事をしていた家に居たくないのと、外の方が家の中よりも不幸に遭遇して死ぬことができそうだと思ったからです。

希死念慮(自殺願望)には段階があるそうで、今はまだぼんやりと死ぬことを想像するだけですが、症状が進むと具体的な実行方法を考えるようになるそうです。

まだ自分は具体的な方法を考える段階にはないな、と思いました。

希死念慮、破滅願望は日に日に強くなっていきますが、それでも頭の片隅ではまた元通りに楽しく過ごしたかったり、頑張りたいという気持ちも残っています。

その気持ちで衝動を抑えられなくなる前に、なんとかしないといけないと思います。

 

最近自分のイライラを自覚できるようになりました。

そろそろ気持ちにゆとりがなくなっていて、限界がきているためかもしれません。

うつの症状の一つとして、よくイライラすることが挙げられると思いますが、私はずっと理解できませんでした。

「気持ちが落ち込む病気なのに、攻撃的になるの?」と不思議にかんじたのです。

元々私はあまり怒る方ではありませんでした。

理不尽なことについても、自分の不利益よりも「相手にもそうせざるを得ない理由があるのかもしれない」なんてことが思い浮かぶ、いわば損する性格でした。

そんな私が、今はほんの些細なことにイラついてしまいます。

といっても、電車の中で赤ちゃんが泣いていたり、大学生がはしゃいでいてイライラする、とかではありません。

昨日は自販機で缶ジュースを買った直後、道路を走る車にイラつき、缶をぶつけようとしてしまいました。

車に水たまりの水をかけられたとか、そんなこともありません。

具体的な理由や対象もなく、瞬間的に頭に血が上る、というのが一番近いでしょうか。

だから、いつどこでスイッチが入るか分からず、自分で自分が怖いです。