スイカ食べたい日記

本・映画の感想、適応障害の経過、暴君な夫との日常

25歳OL、やりがいについて考える

こんにちは、25歳OLです。

仕事が嫌いすぎて、こんな長文を書いてしまいました。

仕事が嫌い

私の職場ですが、環境は恵まれている部類に入ると思います。

ものすごくレベルの高いことを求められている訳でも、長時間労働を強いられている訳でもありません。

それでも、とにかく仕事が肌に合わないのです。

休日には仕事という文字を見ることに拒否感を覚え、街中の雑音が仕事用携帯のバイブ音に聞こえて吐き気を催す程、今の仕事が嫌いです。

 

けれど仕事を辞めたいかというと、正直分かりません。

周りの同期や先輩たちを見て「この程度で辛くなってるの?」と

自分で自分を咎める気持ちもありますし、

仕事を辞めてその先どうしたいかという方向性も今は思いつきません。

とりあえずはのんびり本を読みながら、自分の身の振り方を考えたいと思いますが、そのためだけに仕事を辞めるには不安が大きすぎます。

 企業勤めのメリット/デメリット 

会社勤めのメリットは、安定した給与と福利厚生の制度だと考えています。

先日、会社の同期と話したところ、同期の中でも相当な人数が休職、もしくはメンタルの不調からカウンセラーとの面談を受けているようでした。

自分が仕事できない期間も給与や社会保障が受けられるのですから、こうしたセーフティネットがあるのは今の会社に在籍しているメリットです。

また、数十年後は分かりませんが、当面は安定した給与を得られるのも大きなメリットです。

 

逆にデメリットは、時間的・精神的なゆとりが損なわれることです。

私の場合、平日のみならず、日曜日の午後から仕事のことが頭を過ぎり辛くなります。

何も手につかず、次の日から始まるやりたくもない仕事のために英気を養うことで精一杯です。

どこかに出かけても上の空で、ただただ休日の時間が過ぎていくことに焦りと不安を感じてしまいます。

寝る前も仕事のことを考えて眠れなくなってしまうので、眠りにつく瞬間まで本を読んで頭を一杯にするか、自分でしりとりをして関係ない言葉で頭を埋め尽くします。

嫌なことに支配された生活、これが後4,50年続くと思うとげんなりします。

限界が来た

自分の精神衛生を考えるのであれば、早く仕事を辞めるべきなのだと思いますが、それでも不安が拭えません。

会社員を辞めてしまって、私に一体何が残るのだろうか、将来的に正社員のレールに戻りたいと思っても、今外れてしまうと戻れないかもしれない…

そんな懸念が付きまといます。

 

今仕事が嫌だから、辛いからといってこのまま辞めて転職しても、数年後に私は同じ悩みを抱えているかもしれません。

これまでも、やりたいことなんてないけど周りと同じレールを歩むために、外れないために、目の前の道を「これしかない」と自己暗示をかけてしがみついてきました。

 

今自分の心が「しんどい」と悲鳴を上げているのは、そんな生き方に限界が来た証拠なのでしょう。

やっぱり、一度休職するなどしてゆっくり考えたほうがいいような気がします。

個人的には、休むのはいつでもできると考えています。

しかし、心が折れる前に休まなければなりません。

問題は、私の心が折れるのが先か、自分の方向性を見定めるのが先かです。

人生のやりがいを探す 

とにかく今できることは、自分の気持ち・キャパシティと相談しながら、自分ととことんまで向き合うことです。

幸いにも、プライベートの時間は確保しやすい環境にいるので、

今のうちにやりたいこと、自分の人生の方向性を考えなければなりません。

 

就職活動時はやりたいことをおざなりにして来ました。

というよりも、諦めていました。

やりたいことを仕事にできる人はほんの一握りの才能溢れる恵まれた人で、

私のような凡人はやりたくない仕事を嫌々ながら定年まで続けなければいけない、

と決めつけ、考えることを放棄しました。

しかし、やりたいことをやりながら生きている人は意外と身近にいるのではないか、と改めて考え直してみました。

例えば、両親はいわゆる「手に職」系の専門職ですが、仕事の愚痴を言いながらも続けています。

二人にとって仕事とは、心の底からやりたいことではないのかもしれません。

しかし、ある程度気持ちに折り合いがつき、そこにやりがいを見出せているのだと私は思います。

専門職ではない勤め人でも、割り当てられた仕事にやりがいを見出したり成長を感じることはできる、と先輩や同期たちを見ていて感じます。

 

私の今の環境は、少なくとも私にとってはやりがいを見つけられたり、成長を実感できる環境ではないようです。

それは、自分の中にこの仕事への指向性が一ミリも無いからだと思います。

もっと言えば、私が自分の中の指向性と向き合っていなかったから、

今の仕事に対して意義を見いだすことができず、ただ精神を消耗するだけの時間となっているのです。

 

やはり、自分と向き合うことが必要なようです。

私は本を読むこと、情報を集めて自分で試行錯誤して見ることが好きで、得意です。

今は以下の本を読みながら、自分と向き合い始めました。

今後も読みたい本は増えるかもしれません、これを吟味しながら、自分のやりたいこと・人生の指向性を見つけていきたいです 。

読みたい本

・世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

・やりたいこと探し専門心理カウンセラーの日本一やさしい天職の見つけ方

・仕事なんか生きがいにするな

・科学的な適職

・転職の思考法

・隷属なき道

・自分に適した仕事がないと思ったら読む本

・「普通がいい」という病

・いまの職場、ラスト3カ月「もう辞めてやる!」と思ったときに読む本

・そんな仕事ならやめちゃえば?本当にやりたいことを教えてくれる!オーバー30からの天職探し

・ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

・「その日暮らし」の人類学~もう一つの資本主義経済~